シクロスポリンの持続点滴を行った炎症性腸疾患の犬の1例について発表しました
シクロスポリンの持続点滴を行った炎症性腸疾患の犬の1例について、2012年10月14日に大阪府立大学りんくうキャンパスで行われた、近畿地区獣医三学会で発表しました。
獣医では、IBDの治療はシクロスポリンを飲み薬で使いますが、腸炎がひどかったり、食欲がないと飲み薬は思うように効きません。そこで、人の医療で行われている静脈点滴を行ったところ、すぐに良くなってくれたワンちゃんがいたので発表しました。
あくまで、飲み薬が効かない場合の緊急避難的な手法ですが、今後、応用の可能性が広がります。
みや動物病院