2010年の東兵庫臨床研究会で合田先生が発表しました。
ワンちゃんが痒みを訴えて来院なさった場合は、高率に細菌感染を起こしています。抗生物質の飲み薬で治療するのですが、近頃は薬の効きにくい強い菌が出現してきています。
そのような場合は、皮膚の菌を育てて、有効な抗生物質を突き止める検査、いわゆる感受性試験を実施します。やみくもに抗生物質の変更を行うより、早く確実に治療することが可能です。
一旦、有効な薬を突き止めたら、数週間から数か月飲み続けます。かなり根気よく飲まないと治りませんので注意が必要です。
なかなか治らない皮膚病でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

みや動物病院