ステントという言葉をご存知でしょうか?
体の中で血液や尿などの液体の流れが遮られると病気になってしまいます。その場所に、ステントと呼ばれる特殊な金属でできた網目状の筒(ステント)を挿入して、血液や尿などの通路を開ける治療法です。人のほうでは一般的に行われる方法ですが、獣医ではまだまだ未開発の領域です。今までにもステントの必要性を感じることがありましたが、実現できませんでした。
しかし、この度ステントを使って治療する機会があり、大学病院で無事に行うことが可能でした。今後、獣医でも取り入れられていく治療方法と思いますが、現時点では一般的ではございません。ワンちゃんネコちゃんの治療で必要性を感じている方はご相談ください。

みや動物病院