Update on Treatment of Feline Infectious Peritonitis: European Advisory Board on Cat Diseases (ABCD) Guidelines.

2026年にヨーロッパの猫疾病諮問員会がUp dateしたFIPの治療方法の論文です。勉強した内容を備忘録的な感じでブログに載せていきます。

Introduction

欧州のFIPガイドラインは、2009年に初版が、2023年に改訂版が発行された。本稿では、FIPの治療に関するセクションを更新して解説する。抗ウイルス薬の種類もエビデンスも増加しており、FIPは治癒可能な疾患となった。新しい抗ウイルス薬は作用が迅速で、数日以内に臨床症状が改善するため、診断が確定していない場合(例:猫の状態が悪すぎて検査ができない、検査が利用できない、経済的な制約があるなど)や、診断結果を待っている間であっても、FIPの可能性が極めて高い症例に対して、試験的(診断的)治療を行うことが可能である。抗ウイルス療法に対する迅速dw良好な反応は、FIPという診断を裏付ける根拠となり得る。
抗ウイルス薬は猫に対して正式に承認されているわけではなく、すべての国で合法的に入手できるわけではないため、その使用は複雑な状況にある。獣医師は、現地の規制により、こうした治療の処方や実施を制限されることが少なくない。また、獣医師が抗ウィルス薬以外の支持療法を行うことは、その有効性を高めることができるため、強く推奨されている。

みや動物病院